現役看護師トレーナー ひさえです!
初めまして!
現役看護師トレーナーのひさえです。
まずは自己紹介がてら、なぜ安定した看護師の生活を捨ててトレーナーになったかをお話ししたいと思います。
私は20年間大学病院で働いてきました。(間にちょっとフランスに留学してますが。)
心臓血管外科、肝胆膵移植外科、集中治療室、救急外来といわゆる王道病棟で働かせていただきました。
副看護師長も経験させていただきました。
その間にアメリカのがんセンターやハワイの病院にいかせていただく機会がありました。
医療はアメリカの方が進歩していると言われる通り、日本では認可されてない抗がん剤が使われていたり、看護師が薬を処方できたりと日本とは違う点が多いですが、何より違うと思ったことは予防医学が発達していると言うことです。
いやいや、保険制度が違うから!と思われる方もいるとは思いますが、日本は保険に守られていたり、個人でたくさんの医療保険に入っていたりするため病気になった方が得!と言う発想をお持ちの方もいませんか?生活保護の人は医療費タダだったり、高額な医療費は戻ってくる。(アメリカでは医療費が高額なため医療費破産する人もいます)
そのがんセンターで学んだ後働いていて、病気になった人より病気になる前の人を看護できないかと思いました。
癌になっても切ったらいいやんと言う話を言われている有名な方がいるそうですが、がんの部位にもよりますが手術したらおしまいではありません。
手術後再発予防の抗がん剤投与、フォローの受診など、時間が奪われます。
そして、再発したり入退院を繰り返したりする方も多かったりします。
また、昔は癌は70才以上の方が多かったですが、うちの病院では40−50才代で癌になる方が増えてきました。
老いたから病気になるが、若くても癌になることに違和感を覚えました。
そんなことを思いながら、日々過ごしていたわけですが、私は昔から運動部であったため運動していないと体が澱む感じが嫌で看護師になってからはジムに通っていました。
そして昔から筋肉質だったこともあり、トレーナーからフットネスの大会に出てみないかと言われました。
元々人前に立つのが得意ではなかったため、断りました。
しかし、やったことのないことはなんでもやりたい性格なので、一回やって見ようと思いフィットネスの大会に出ました。
初戦は決勝出場止まりだったのですが、翌年にはいろいろな大会で優勝することができました!
そこからトレーニングについて自分で学び出し、いろいろなトレーナーの方の勉強会にも参加していくにつれ
トレーナーはトレーニングを教えるだけの人ではないのだと思ったのです。
また衣食住に気を使っているトレーナーも多いことを知りました。
姿勢改善やリハビリをしたり、食事指導したり、精神的フォローしたり
病院でチームでやっていることを全部できる人だ!と思ったのです。
トレーナーって健康な人にアプローチでき、その人をトータルで看れる職業だ。
自分はトレーナーになって、まだ健康な未病段階の人が病気にならないようにしたい!
と思い、トレーナーに転身しました。
しかし、看護師の感覚を忘れたくないため、訪問看護師としても働いています。
そこでさらに思うことは、もっと早い段階でトレーニングしたり食事を変えていたりしたら、違う老後が送れていただろうと思うのです。
今は何も症状がない、健康診断に引っかかってないと安心していてはダメです。
病気になってからでは遅い。
1年前に検診では何もなかったのに・・・という患者さんからの話をよく聞きました。
今の生活が完璧という人は少ないかもしれませんが、健康を意識した生活をしてみてはいかがでしょうか?
長くなりましたが、
今後も健康に役立つ情報をお伝えしていこうと思います。
よろしくお願い致します。