できる人とできない人。
看護師時代の私の個人的な考えですが
世の中にはできる人とできない人がいて、
できる人は3教えたら5とか8とか分かる人で、
できない人は10教えても1すらわからなくてしまいには教え方が悪いと言ってくる人。
できる人は自分でやった方が確実で早いから自分でやってしまい。
できない人は人に頼る。
できない人は何回同じことを言ってもわからないから、多くの人は指導しなくなる。
側から見たら見捨てたと思われる。
でも、その子たちが勝手にやってインシデントを起こしたら指導していた上の人達の方が罪が重くなる。(裁判の前例あり)
だから、インシデントを起こさないようにフォローしていた。
その子たちが重大なインシデントを起こしたとしたら、自分も看護師辞める覚悟で働いていたわけで。
できる子には自分のもてる知識を全部教え、
できない子は見捨てたと見えてもちゃんとフォローしていた。
昔から求めてるレベルが高すぎると言われていきたけど、看護師として人の命預かってるのに低いレベルで満足しとくことはできなかったし、
人に教育する立場だったし、世代に合わせた教育の仕方とかの研修も受けたし、
みんなで馴れ合いな環境も嫌だったので締める人も必要を思っていた。
看護師もいっぱいいるので、優しい先輩看護師にフォローしてもらって
自分を変えろと言われてきたけど
できる子はついてきてくれるからそれでいいと思っていた。
結局もうここで学ぶことはないと思って辞めちゃったけどw
だから、辞めた後訪問看護や検診センター、民間病院で働いて今までやったことのないところで働けていることが面白い。
今やりたいトレーナーの仕事ができていることが楽しい。
今の時代
でも、規則やマニュアルに沿った業務をするってことも大切だと思う。
時間を守らない、規則を守らない。注意されても謝るけど直さない。
人からの信用も失うし、何かを任せようとも思わない。
なんでトレーナーになったのに看護師続けてるか聞かれるけど、
看護師をしていて健康な人が病気にならないようにするためのことがしたいと思ってトレーナーになったわけで、
看護師である私がトレーナーとしてできることをしていきたいのです。
健康診断で引っかかった人は結局どうしたらいいかわからす放置することが多いし
手術するために痩せてこいと言われても結局どうしたらいいかわからず極端なダイエットで脂肪肝になり肝機能悪くしたり
そんな人達が相談できる人や場所を提供できたらいいと思っておるわけです。
ずっと大学病院で働いてきたから、そういうことは学んでこなかったので全然何にもできてないけど、実現できるように頑張っていきます。
今日はこの辺で。
看護師とパーソナルトレーナーの共通点とは?
なぜ看護師からトレーナーに転身したかは前回お話ししましたが、今回は看護師とトレーナーの共通点について話したいと思います。
看護師とトレーナーって、共通点あるの?って思う方もいるかもしれませんが、人の体を扱っていることに代わりはありません。
ただ国家資格か資格いらないかも大きい差はあります。(海外ではトレーナーは国家資格だったりします)
トレーナーも解剖学を学ぶし、神経伝達系、消化器系などなど勉強することは同じ。
ただ、アウトプットすることが違うのかと最近思うわけです。
トレーナーはトレーニングやストレッチだったり、看護師はリハビリだったり採血とかだったり。
記録の書き方もSOAPだったり。(これしてないトレーナー多いかも)
トレーナーは資格がなくて誰でもなれるけど、知識がなければ相手に危害を加える可能性がある。
健康のためにやらせていると思ってたことが実は逆効果だったり、健康を害したりすることもあります。
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20220421_1.html
病院では急性期病棟だったので、術後1日目からリハビリを行なっていましたが、
訪問看護をしていた時、利用者さんからリハビリを教えて欲しいとよく言われました。
車椅子やバギーがないと歩けない人も多いですが、何歳になっても自分の足で歩きたいと思う人も多いのです。
(機能や筋力落ちてもいいし、日常生活のこと全部やってくれって方もいますが)
リハビリって結局は機能改善や筋力アップで、トレーニングにきてくださっているお客様がやってることと共通していたりします。
普段の生活スタイルのせいで、若いけどトレーニングできる体ではなかったり、体の機能を落としている方は多いのです。
じゃぁそのために今何をしてますか?
って話ではなくて、
トレーニングもリハビリも別物ではないということです。
こんな風に書いてますが、最近まで看護師とトレーナーは共通する部分もあるけれど別物だと思っていました。
それは看護師の知識はトレーナーに及ばない、トレーナーの方が勉強することが多い、
トレーナーになったけど看護師の経歴なんて関係ないんじゃないかと思っていたんです。
トップのトレーナーは医者より知識があって、栄養管理士より栄養について詳しくて、理学療法士より体を変えられる技術がある。
チーム医療を一人でやってるみたいなw
それに営業もしなあかんし、なんなら経営をしてる人だっている。
トレーナーってすごい仕事ですわ!
そんな方々を見るとまだまだ勉強が足りない!と思うのです。
これでも看護師メインでやってたときより勉強しているw
医療が日々進んでるのに対して、栄養の知識もアップデートしていかないといけません。
人間の構造や動きは変わらないということですね。
医療者は何か症状があると薬や点滴で対処しますが、トレーナーは手技だったり栄養だったりトレーニングやストレッチなどで治す。
やってることは違いますが、どちらも症状や悩みを解決したいんですよね。
その方に病気にならず、健康な生活を送って欲しい。
そこも共通点ですね。
看護師トレーナーの強みは、病気のことも知っている、健康のことも知っている、手技もできるし、医療行為もできる。
常に患者さんに寄り添ってきたから、患者さんの気持ちもわかる。
医療者からトレーナーになる人も多いけど、看護師でトレーナーという新しい職種を作るのもいいかも。
看護師トレーナーはもっとできることがありそうですね!
つまり、
看護師とトレーナーは全く違う職業ではなく、共通点が多いということです!
ライティングの勉強もしなくていませんね。
ブログが日記みたいになってきたと思う今日この頃。
では、では。
その健康、美容情報は正しい?
こんにちは。
看護師トレーナーひさえです。
みなさんは健康や美容の情報はどこから入手していますか?
SNSが発達している今、
情報がありすぎる
どれが正しい情報かわからない
医者や栄養管理士が言ってたら正しいだろう
芸能人が勧めてるからいいものだろう
と思う人も多いかもしれません。
しかし、芸能人や資格者が言っているからと言って
正しい情報とは限りません。
テレビやネットで言っている情報が正しいとは限りません。
自分がやったらそうだった、数人の人がそうだった
これは信じられる情報ですか?
医療は日々発展していると言われる通りエビデンスは日々変わっています。
医療者は研究や論文から情報を手に入れています。
新しい治療法や術式などは日々変わっていってます。
例えば
傷は赤⚪︎ン塗って乾かした方が早く治る。と言われていましたが、
十何年も前から病院では傷は消毒せずに湿潤を保った方が早く治るとされていました。
最近キズパワ○パッドみたいな1週間貼りっぱなしの傷バンが出ていると思いますが、
まさにそれで、あれを貼ってしばらく放置する方が傷は早く治るのです。
こんな感じで新しい医療の知識や技術が一般に出回るには、何十年もかかるのです。
では、栄養学はどうでしょう?
日々変わっていってますか?
栄養学においては、日本は海外より何十年も遅れていると聞いたことはありませんか?
医者は栄養についてあまり知らないし、栄養士さんも情報を更新してなければいつの時代?の栄養学になります。
最近ヴィーガンやオーガニックが流行っていますが、
流行りやステイタスではありません!
農薬は体に悪いのは事実で、みなさんなんとなくわかると思いますが、
実は農薬を気にするより多くの野菜を摂る方が健康に良いと言われています。
それだけ、野菜や果物の栄養価は高いと言うことですね!
また、論文では健康に良い食事はヴィーガン食だと証明されています。
ヴィーガン食が病気を治すこともできるとも・・・。
世界で一番長生きしている地域の人々もヴィーガンだったりします。
https://academic.oup.com/ajcn/article/100/suppl_1/353S/4576455
いまだにトレーナー界隈では、人工甘味料バリバリのホエイプロテインを推奨されているところも多いと思いますが
お客さんの健康を考えるなら
プロテインはあくまで補助食品、摂るなら植物性、人工甘味料の入っていないものをすすめて欲しいところです。
いや、筋肉でかくしたいし!
と言う人ほど、植物性をオススメします!
なぜなら乳製品はテストステロンを下げて、エストロゲンをあげるからです。
また肉と白米で筋肉をでかくしよう!と言っているトレーナーにも要注意です。
赤身肉は発がん性が証明されていますし、赤身肉の摂取が肥満と関係していると言われています。
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/iarc.html
https://www.tandfonline.com/doi/pdf/10.3402/fnr.v56i0.19103
しかし、鉄欠乏貧血の方(特に鉄欠女)には赤身肉のヘム鉄はオススメです。
すぐに貧血を改善させるには動物性の鉄がいいようです。
結局何が言いたいかと言いますと、
健康や美容に良いと思っていることが逆効果だったり、逆に悪いと思っていることが良かったり,
正しいと思っていた知識が明日は逆になっていたり
正しい情報(エビデンスに基づいた情報)を得られる人や情報源を手に入れるといいですね。
常識も日々アップデートしましょう!
ほなのー。
健康とは
世界保健機関(WHO)は「健康とは、完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在していないことではない。」とされています。
病気でない=健康 ではないということです。
一見健康に見えても精神的に病んでいたり、どこかけがをしていたりすることもあります。
また、明日「あなたは末期の癌です」と言われたり、明日事故で半身不随になる可能性もあります。
健康は一度脅かされたり、失いかけないとその存在に気づかない。
何が言いたいかというと、明日が必ずくる人はいないし、明日も必ず健康でいられる人もいないということです。
人間は120歳まで生きれるそうですが、なぜみんな生きられないのか?
いやいやそんなに長生きしたくないよと思われる方もいるかもしれませんが、なぜ長生きしたくないのですか?
健康で幸せでお金があったら、どうですか?
医療が発達してきて病気や事故にあっても生きることは出来るけど、寝たきりや病院暮らしだったらそう思うかもしれません。
寝たきりになるのは、病気や怪我のせいだと思っている方が多いかもしれませんが、ほぼ医原性です。
不必要な安静やリハビリをしてないために寝たきりになることが多いんです。
寝たきりになれば、転倒のリスクも減るしトイレ歩行の見守りなどの時間を取られないからです。
本当に安静が必要な時は安静が必要ですが、リハビリを始めるタイミングなど見極められるようになるには経験が必要かもしれません。
患者さんもしんどいのでリハビリを嫌がることも多いですが、じゃあやめましょうでは患者さんのためにならないのです。
医者が安静の指示を出してるから安静にし続けるのでは、看護ではないですよね。
しかし、時間を取られてるように見えて後々患者さんがトイレに自分でいけるようになったり、
色々自分でできるようになれば看護師の介助する時間は減るのですが。
話が外れましたが
現在サービス付き高齢者住宅で訪問看護をしているのですが、そこの利用者さんはよくこう言います。
何もすることがない。
美味しい食事が食べたい。
家族がなかなか会いに来てくれない。
みなさんはどんな老後を送りたいですか?
健康寿命と平均寿命の違いを知っていますか?
平均寿命とは「0歳児における平均余命」
健康寿命とは「健康状態で生活することが期待される平均期間」つまり健康上の問題で日常が制限されることなく生活できる期間のことです。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/hale/h-01-002.html
約10年も健康でない状態つまり、介護やだれかの介助がないと生活できない状態で余生を過ごすということです。
でも理想は、死ぬ直前まで自分の足で歩いてトイレまで行っていたくないですか?
自分の家で家族とともに家族の介助を受けずに過ごしていたくないですか?
それはそうだよと思われる方が多いと思われますが、
そのために何かしていますか?
どうしたらそうなれるか考えてますか?
とりあえず医療保険入っとくか!
それもいいと思います。
現代の病気はほぼ生活習慣病。
認知症も癌も(遺伝性の疾患はまた別の話です)
となれば、何をすればいいかはみなさんおわかりのはず。
健康的な食事と運動ですね。
問題は実践できない、続かないこと。
自分は意志が弱いから・・・。
何からやったらいいかわからない・・・。
そんな方はまずはだれかの力を借りてください!
トレーナーや自分の周りの知識のある人でもいいですね。
誰かと一緒にやるのもいいですね!
やり方がわかれば一人でできるようになりますし、
嫌々でも継続できればそれが習慣になります。
やるかやらないかはあなた次第!
つづく・・・
現役看護師トレーナー ひさえです!
初めまして!
現役看護師トレーナーのひさえです。
まずは自己紹介がてら、なぜ安定した看護師の生活を捨ててトレーナーになったかをお話ししたいと思います。
私は20年間大学病院で働いてきました。(間にちょっとフランスに留学してますが。)
心臓血管外科、肝胆膵移植外科、集中治療室、救急外来といわゆる王道病棟で働かせていただきました。
副看護師長も経験させていただきました。
その間にアメリカのがんセンターやハワイの病院にいかせていただく機会がありました。
医療はアメリカの方が進歩していると言われる通り、日本では認可されてない抗がん剤が使われていたり、看護師が薬を処方できたりと日本とは違う点が多いですが、何より違うと思ったことは予防医学が発達していると言うことです。
いやいや、保険制度が違うから!と思われる方もいるとは思いますが、日本は保険に守られていたり、個人でたくさんの医療保険に入っていたりするため病気になった方が得!と言う発想をお持ちの方もいませんか?生活保護の人は医療費タダだったり、高額な医療費は戻ってくる。(アメリカでは医療費が高額なため医療費破産する人もいます)
そのがんセンターで学んだ後働いていて、病気になった人より病気になる前の人を看護できないかと思いました。
癌になっても切ったらいいやんと言う話を言われている有名な方がいるそうですが、がんの部位にもよりますが手術したらおしまいではありません。
手術後再発予防の抗がん剤投与、フォローの受診など、時間が奪われます。
そして、再発したり入退院を繰り返したりする方も多かったりします。
また、昔は癌は70才以上の方が多かったですが、うちの病院では40−50才代で癌になる方が増えてきました。
老いたから病気になるが、若くても癌になることに違和感を覚えました。
そんなことを思いながら、日々過ごしていたわけですが、私は昔から運動部であったため運動していないと体が澱む感じが嫌で看護師になってからはジムに通っていました。
そして昔から筋肉質だったこともあり、トレーナーからフットネスの大会に出てみないかと言われました。
元々人前に立つのが得意ではなかったため、断りました。
しかし、やったことのないことはなんでもやりたい性格なので、一回やって見ようと思いフィットネスの大会に出ました。
初戦は決勝出場止まりだったのですが、翌年にはいろいろな大会で優勝することができました!
そこからトレーニングについて自分で学び出し、いろいろなトレーナーの方の勉強会にも参加していくにつれ
トレーナーはトレーニングを教えるだけの人ではないのだと思ったのです。
また衣食住に気を使っているトレーナーも多いことを知りました。
姿勢改善やリハビリをしたり、食事指導したり、精神的フォローしたり
病院でチームでやっていることを全部できる人だ!と思ったのです。
トレーナーって健康な人にアプローチでき、その人をトータルで看れる職業だ。
自分はトレーナーになって、まだ健康な未病段階の人が病気にならないようにしたい!
と思い、トレーナーに転身しました。
しかし、看護師の感覚を忘れたくないため、訪問看護師としても働いています。
そこでさらに思うことは、もっと早い段階でトレーニングしたり食事を変えていたりしたら、違う老後が送れていただろうと思うのです。
今は何も症状がない、健康診断に引っかかってないと安心していてはダメです。
病気になってからでは遅い。
1年前に検診では何もなかったのに・・・という患者さんからの話をよく聞きました。
今の生活が完璧という人は少ないかもしれませんが、健康を意識した生活をしてみてはいかがでしょうか?
長くなりましたが、
今後も健康に役立つ情報をお伝えしていこうと思います。
よろしくお願い致します。